西宮神社の祭神、蛭児尊の舞です。
伊奘諾尊・伊奘冉尊二柱の神は日本の国を治める神々を生みました。
はじめに天照大神、次に月読尊、次に蛭児尊を生みましたが
(古事記では、一番初めに女神が声をかけて生まれた子が蛭児で海に流し、
子の数には入れないとあります)三歳になっても足が立ちませんでした。
そこで気の毒であるがと、天磐櫲樟船(あめのいわくすふね)に
乗せて海に流してしまいました。海に流された蛭児尊は西宮の主となり、
海の守りと漁の守護神として、日本の海運と漁業の振興に大きい功績を残しました。
富の豊かな恵比寿の神として、今も漁業家や商家の振興を集めている神楽です。
雄勝法印神楽 演目
01 初矢(しょや)
02 両天(りょうてん)
03 三天(さんてん)
04 四天(してん)
05 宇賀玉(うがたま)
06 岩戸開(いわどびらき)
07 叢雲(むらくも)
08 魔王退治(まおうたいじ)
09 五矢(ごや)
10 鬼門(きもん)
11 道祖(どうそ)
12 所望分(しょもうわけ)
13 蛭児(ひるこ)
14 笹結(ささむすび)
15 橋引(はしひき)
16 醜女退治(きじょたいじ)
17 空所(くうしょ)
18 順唄 (じゅんばい)
19 日本武尊(やまとたけるのみこと)
20 白露(はくろ)
21 釣弓(ちきゅう)
22 産屋(うぶや)
23 荒神舞(こうじんまい)
24 二之矢(にのや)
25 普照(ふしょう)
26 湯之父(ゆのちち)
27 国譲(こくじょう)
28 獅子(しし)